コスパ◎? キャプテンスタッグ Kamado薪ストーブ 良い点悪い点
キャプテンスタッグのKamado薪ストーブ。
手軽な値段の本格的な薪ストーブだが、だれにでもお勧めできるコスパよしのストーブなのか?
購入してから何度か使ってみて、薪まゆげの感じる良い点、悪い点についてまとめてみた。
良い点
・手ごろな価格
・ちょうどいい大きさ
・設置が簡単
・足の延長ができる
・高い燃焼効率
・いい感じの煙突
悪い点
・安っぽい外観
・長時間の燃焼に向かない構造
・延長のできない煙突
・重い
・延長足の使いにくさ
ざっとこんな感じ。
ノーマルで使うのであれば薪ストーブとは言っても、煙突の長さから暖房使用は厳しい。
名前の通りかまどとして使うのが良いように思う。
良い点の詳細
・手ごろな価格
窓付きの薪ストーブでこの金額は激安中華ブランド以外ないと思う。
(窓のつかないモデルもあるので注意)
全体的な内容を見てもコスパは良いように思う。
・ちょうどいい大きさ
燃焼室の全長が400㎜ほどあり、市販の薪なら切らずに入る。
幅や高さも大きすぎず小さすぎずでちょうどいい。
大きすぎると温まるのにも時間かかるし、薪消費量も増えてしまう。
・設置が簡単
組み立てなどほぼないので付属のバッグから出したら足を広げて、煙突を立てればすぐ使える。
足を延長する場合はちょっと面倒(後述)
・足の延長ができる
付属の足を延長すると高さがかなり上がる。
この高さまで上がる薪ストーブは他にはないと思う。
これが非常に良い。
ローチェアに座ると窓がちょうど顔の高さになる。
また、スパッタシートなど敷かなくても地面が焼けない。
薪も追加しやすい。
高さがいらないときは延長しなければOK。
個人的には一番気に入っている点かもしれない。
・高い燃焼効率
煙突が太いからか煙突の長さやロストルが付属していない割にはよく燃える。
他に薪ストーブを持っていないので比較はできないが、目に見える煙はあんまり出ない。
・いい感じの煙突
鉄製の重厚感のある煙突が付属する。
黒い塗装も併せて質感がとても良い。
製作精度もよいのか薪ストーブを使った後もすんなり抜ける。
交換用煙突が3500円ほどとなかなか高価だが、納得の値段。
悪い点の詳細
・安っぽい外観
足より上は悪くないと思うのだが、足がかなり安っぽい。
安いBBQコンロと同じような見た目の足になっている。
特に延長した時が安っぽい。
・長時間の燃焼に向かない構造
ロストルが付属せず、灰を掻き出すための機構もないため使用中に灰かきすることは難しい。
2~3時間の燃焼なら問題ないが、さらに長時間になると一度火を消さざるを得ないと思う。
・延長のできない煙突
本体付属の煙突は2本、煙突トップが1本。
足の延長すると高さが1770mm、しなければ1530mm。
テントにインストールするには短いが、公式には煙突の延長は出来ないと書いてある。
交換用煙突も売っているがあくまで交換用で延長用ではない。
自己責任で延長することもできるが、煙突が1本1㎏と重いので3本も追加すると3㎏。
元の煙突と合わせて6㎏にもなり、本体重量の半分に達する。
それが高い位置にあるのでちゃんと固定できないと非常に危険なのではないだろうか。
延長したい方は私の過去ブログなど参考にしてもらえたらと。
(自己責任に変わりはないですが・・・)
・重い
鉄製のしっかりした薪ストーブなうえに煙突まで鉄でできているため、非常に重い。
全部で10㎏になるため軽さを求める人には向かない。
・延長足の使いにくさ
良い点で上げた延長足だが、設置時と収納時は使いにくい。
安いBBQコンロと同様に足先に差し込むのだが、こちらはBBQコンロと違い重い。
7kgもある本体を足を差し込むために持ち上げたり、倒したりする必要があり結構大変。
また収納も煙突の中に収めるしかなく、煤で汚れてしまう。
これは別収納にするなりで解決できるが、ちょっといまいちに感じてしまう。
屋外で焚火調理を煙の臭いを気にせず行いたい人で、車移動のキャンパーにはお勧めできるが、テントにインストールして暖を取りたい人には少し不向きかも・・・
私は今後も使いやすくなるように改造などしながら使っていこうと思っている。