薪まゆげの忘備録

頭のどこかで常に焚き火を想う

毎週増える薪 今週はヒノキ

今週も薪割り依頼の丸太が運び込まれていた。

今回は大量のヒノキ。

f:id:makimayuge:20220207194228j:plain

大量のヒノキ

ヒノキは針葉樹。

繊維もまっすぐ素直なものが多く、ケヤキに比べるとかなり割りやすい。

大抵1撃で真っ二つなので、気持ちがいい。

こういった樹種を相手にすると、タイムトライアル的に15分間に割れる限界に挑戦してみたくなる。

別に競う相手がいるわけでもないので完全に自己満。

趣味でやってる薪割りなので自己満で十分。

楽しければいいのだ。

 

f:id:makimayuge:20220207194613j:plain

今日は15分でこれ

半分ほどは割れた。

次回でもう半分を割って、ケヤキに戻ろう

我が家の薪ラック タイヤラックが意外と使える

薪は割っただけでは使えない。

乾かすことが必要だ。

 

そこで使うのが薪ラック。

薪ストーブがある家なんかにあるあれ。

大量に乾かす必要のある人は小屋建てたり、巨大な薪ラックを用意するみたいだけど、

我が家には薪ストーブがない。

乾かすのはキャンプ用の薪。大きさは小さくてもよい。

そんなわけで薪ラックについて調べてみると、小さいもので1万前後。

意外と値段が高い。

 

自作も考えたが、長期間メンテナンスフリーで使いたいと思うとハードルが高いし、何より材料費が結構高くつく。

最終的にたどり着いたのがタイヤラック。

 

 

今調べてみると耐荷重300㎏の物がより安い値段で出ている。

 

 

自動車用タイヤのラックなのだが、見た目はかなり薪ラックに似ている。

これなら5000円前後で購入できる。

 

f:id:makimayuge:20220203200309j:plain

屋根は後付け

 

実際に使ってみると普通に使える。

中段があるので、積める数が少し減るものの、このラック一個で2年分の薪を置けると思えば悪くない。

(1年ごとに上段、下段を入れ替えれば常に乾燥した薪を上から取り出せる)

耐荷重が同じ大きさの薪ラックに比べて低い傾向にあるが、使ってみて今のところ問題は起きていない。

(保証はできないが・・・)

 

f:id:makimayuge:20220203200316j:plain

特にひずみも見当たらない

我が家は保管薪量が増えてしまったので、結局通常の薪ラックを追加してしまったが、年間100㎏以下の使用量であれば十分使えるのではないだろうか。

 

ただ、下段の高さが低いのでできればもう少しかさ上げした方がいいかも。

そのうちもう少し高い台座に交換しよう。

 

 

薪割りのやり方 我流の紹介

ケヤキはかなり割りにくい樹種だが、いくつかポイントを押さえれば比較的楽に割れる。

今回は薪まゆげの思う薪割りのポイントをまとめてみようと思う。

(注:薪まゆげは別に薪割りのプロではないです。割り方も我流なので間違いを多分に含んでいる可能性があります)

 

①切り口を両方確認する。

f:id:makimayuge:20220201220441j:plain

今回割るケヤキ

こんな玉があったとき、割り始める前に上下両方の切り口を見てみる。

f:id:makimayuge:20220201220625j:plain

切り口1

f:id:makimayuge:20220201220652j:plain

切り口2

切り口1と2、どちらの方が割りやすいだろうか?

正解は2。

切り口1は分かりやすく節が二つある。

f:id:makimayuge:20220201221341j:plain

2か所に節

節の近くは木の繊維が複雑に絡まっていて、割りにくい。

節がある木を割るときは基本的に節から遠い方をたたく方が割りやすい。

 

②木の自然な割れを見る。

①で割る切り口を決めたら、次にその切り口にある自然に出来た割れを見る。

f:id:makimayuge:20220201221716j:plain

玉切りした後、乾燥によってできた割れ

この玉の場合上下に2本割れがあった。

割れはその木の弱いところに自然と発生するものなので、その方向に沿って割る方が楽なことが多い。

割る方向も定まったところで斧を振る!

f:id:makimayuge:20220201222426j:plain

真ん中より少し下をたたく!

一撃でかなり裂けた。

f:id:makimayuge:20220201222624j:plain

元の割れに沿って裂けている

中央から下にかけては斧で入った裂け。

上は元の割れから入った裂け。

やはり弱いところから割れる。

 

f:id:makimayuge:20220201222842j:plain

側面

一撃でここまで裂ければあとは同じ位置に斧を振るだけ。

f:id:makimayuge:20220201222939j:plain

2撃目

2撃目でほぼ完全に割れた。

ケヤキでも素直な玉は割と簡単に割れる。

 

③素直そうなところから割る

ただで玉を手に入れた場合よくあるのが

f:id:makimayuge:20220202214705j:plain

又裂き系

大きな枝を切り落としたもの。

枝側は繊維が複雑に絡んでいてそう簡単には割れない。

こんな時は枝のない側を先に割る。

f:id:makimayuge:20220202220015j:plain

側面

この場合は右側を先に割る。

f:id:makimayuge:20220202220225j:plain

3撃ほどで割れた

これで素直側と枝側が分離したので、素直側は普通に割れる。

枝側は薄くなった分楽になる・・・

f:id:makimayuge:20220202220737j:plain

薄くなっても斧をはじく!

と思って思いっきり斧を振ってもはじかれます。

枝の付け根は繊維がかなり複雑に絡んでいる。

そう簡単には割らせてくれない。

 

④側面から割る

薄く、平たくなっているので安定して横に置けます。

f:id:makimayuge:20220202221109j:plain

横置き

そして手前側に打つ。

f:id:makimayuge:20220202221229j:plain

斧が入った!!

薄くなっているので無理やり割ることができる。

ただ、薄いのでこの部分ばかり打っていても斧が薪割台をたたくだけで割れない。

なので次は反対側。

f:id:makimayuge:20220202221352j:plain

反対側にも

側面の割れ目が繊維が複雑なことを示している。

f:id:makimayuge:20220202221607j:plain

合計4撃でバキャ

とりあえず4つのポイントを押さえればある程度楽に割れると思う。

(まあ、それでも割れないときは割れないのだが・・・)

薪割り場に持ち込まれた大量のケヤキ

昼休みの薪割り場

今日も割ろうと来てみたら・・・

f:id:makimayuge:20220131195814j:plain

た、大量のケヤキが!

社員の方から追加の薪割り依頼をいただきました。

 

15分薪割りで何日分だろうか・・・?

 

ちなみに今日一日でこれくらい。

f:id:makimayuge:20220131200231j:plain

素直な玉が少ないのもあり、15分で4本ほど。

こりゃ一年分くらいかも・・・

しばらく薪割りには困らなそうだ。

煙突が短くて困るKamado薪ストーブの煙突延長 火入れ

前回ワンタッチタープへのインストールに成功したKamado薪ストーブ。

 

makimayuge.hatenablog.com

 

早速火入れしてみる。

f:id:makimayuge:20220126221951j:plain

着火!

100円均一のアルコール系着火剤3ケで十分に火が回る。

煙突を伸ばしたおかげか以前より着火が楽になっている気がする。

心配していた格安煙突接続部からも煙が漏れてきたりはしていない。

 

f:id:makimayuge:20220126222205j:plain

吸気口を全開にするとかなり強烈な燃え方をする。

やはり引きがよくなっているようだ。

 

f:id:makimayuge:20220126223310j:plain

煙突もかなり熱くなっていると思うが、煙突ガードは大丈夫みたい。

安物でも耐熱は問題ないみたい。

 

ただ、一つ問題が・・・

f:id:makimayuge:20220126223549j:plain

穴が!

煙突を延長したので大丈夫だと思ってたが、火の粉で穴が開いてしまった・・・

火の粉対策は考える必要がありそうだ。

 

トラブルはあったが、タープ内で温かく過ごすことには成功した。

薪ストーブインストールを前提としたテントを使用した方がかっこいいとは思うが、居住性の高さは圧倒的にワンタッチタープが上。

全面立って移動できるのはストレスフリーでとても良い。

これで冬キャンプがはかどりそうだ。

 

 

makimayuge.hatenablog.com

makimayuge.hatenablog.com

煙突が短くて困るKamado薪ストーブの煙突延長 ついに解決

前回、格安ステンレス煙突にちょっとした加工を施しKamado薪ストーブの純正煙突に接続することに成功(?)した。

 

makimayuge.hatenablog.com

 

なので、今回はワンタッチタープにインストールしてみようと思う。

Kamado薪ストーブは300㎜ほどの煙突が3本しか付属しない。

ストーブの足を延長してハイスタイルで使用しても高さが足りない。

f:id:makimayuge:20220123225049j:plain

純正煙突のみでは天井に届かない

なので煙突の延長が必要。

純正の状態でギリギリ届かない感じなので、約400㎜のステンレス煙突を接続すれば余裕をもって天井に届くはず。

 

f:id:makimayuge:20220123232909j:plain

一応確認してみたが、やはり超える。

 

つぎにワンタッチタープ側の改造を行う。

使うのはこれ。

f:id:makimayuge:20220123230748j:plain

OneTigris Black Orca 煙突テント専用ガード 軽量テント 2人用 簡単設営 防水 キャンプ用 (煙突穴にガード)

 

耐熱温度の高い布でできており、高熱になる煙突に触れていても大丈夫という代物。

もともとはマジックテープが縫われていたが使わないので外してしまった。

内径も95mmしかなかったので105㎜まで広げた。

ハサミで簡単に切れる。

 

ワンタッチタープの天井に穴をあけてこれを接着すれば薪ストーブインストールの準備は完了だ。

f:id:makimayuge:20220123231528j:plain

位置決めのためにマジックで何となく線を描いていく。

f:id:makimayuge:20220123231642j:plain

位置が決まったらカッターで切っていく。

f:id:makimayuge:20220123232041j:plain

穴が開いたのでタープの中にいながら空が見える。

ちょっと新鮮。

ここに先ほどの煙突ガードを張り付ける。

f:id:makimayuge:20220123232252j:plain

外から見るとこんな感じ

f:id:makimayuge:20220123232346j:plain

なかなかきれいに出来た。

しわになっているところは後で修正しよう。

 

あとは実際に煙突を通せば・・・

f:id:makimayuge:20220123232605j:plain

なんだか短い・・・

確かに天井からトップは出ているが、これでは火の粉ですぐに穴が開きそうだ。

しょうがないので追加でもう一本煙突を買ってくる。

 

f:id:makimayuge:20220123233019j:plain

今度はいい感じ。

何とか格安ステンレス煙突2本を追加することでワンタッチタープにKamado薪ストーブをインストールすることができた。

 

 

makimayuge.hatenablog.com

 

薪割り依頼

今日、勤め先の社員の方から薪割り依頼が来た。

ケヤキの玉切りが9本。

f:id:makimayuge:20220118213228j:plain

うろあり、節あり、枝ありの強敵ぞろい。

一般的には嫌がられている(?)玉だと思うが、

個人的には結構好き。

力いっぱい斧をたたきつけられる。

昼休みの15分間のみで作業しているので、体力的にも気にならない。

 

久しぶりなので今日は素直そうなやつから

f:id:makimayuge:20220118213301j:plain

見た目とは裏腹に結構簡単に割れていく

f:id:makimayuge:20220118213340j:plain

結局15分で4本の玉を割り終わった。

f:id:makimayuge:20220118213411j:plain

今日の成果

やっぱり薪割りは楽しい