我が家の薪ラック タイヤラックが意外と使える
薪は割っただけでは使えない。
乾かすことが必要だ。
そこで使うのが薪ラック。
薪ストーブがある家なんかにあるあれ。
大量に乾かす必要のある人は小屋建てたり、巨大な薪ラックを用意するみたいだけど、
我が家には薪ストーブがない。
乾かすのはキャンプ用の薪。大きさは小さくてもよい。
そんなわけで薪ラックについて調べてみると、小さいもので1万前後。
意外と値段が高い。
自作も考えたが、長期間メンテナンスフリーで使いたいと思うとハードルが高いし、何より材料費が結構高くつく。
最終的にたどり着いたのがタイヤラック。
今調べてみると耐荷重300㎏の物がより安い値段で出ている。
自動車用タイヤのラックなのだが、見た目はかなり薪ラックに似ている。
これなら5000円前後で購入できる。
実際に使ってみると普通に使える。
中段があるので、積める数が少し減るものの、このラック一個で2年分の薪を置けると思えば悪くない。
(1年ごとに上段、下段を入れ替えれば常に乾燥した薪を上から取り出せる)
耐荷重が同じ大きさの薪ラックに比べて低い傾向にあるが、使ってみて今のところ問題は起きていない。
(保証はできないが・・・)
我が家は保管薪量が増えてしまったので、結局通常の薪ラックを追加してしまったが、年間100㎏以下の使用量であれば十分使えるのではないだろうか。
ただ、下段の高さが低いのでできればもう少しかさ上げした方がいいかも。
そのうちもう少し高い台座に交換しよう。
薪割りのやり方 我流の紹介
ケヤキはかなり割りにくい樹種だが、いくつかポイントを押さえれば比較的楽に割れる。
今回は薪まゆげの思う薪割りのポイントをまとめてみようと思う。
(注:薪まゆげは別に薪割りのプロではないです。割り方も我流なので間違いを多分に含んでいる可能性があります)
①切り口を両方確認する。
こんな玉があったとき、割り始める前に上下両方の切り口を見てみる。
切り口1と2、どちらの方が割りやすいだろうか?
正解は2。
切り口1は分かりやすく節が二つある。
節の近くは木の繊維が複雑に絡まっていて、割りにくい。
節がある木を割るときは基本的に節から遠い方をたたく方が割りやすい。
②木の自然な割れを見る。
①で割る切り口を決めたら、次にその切り口にある自然に出来た割れを見る。
この玉の場合上下に2本割れがあった。
割れはその木の弱いところに自然と発生するものなので、その方向に沿って割る方が楽なことが多い。
割る方向も定まったところで斧を振る!
一撃でかなり裂けた。
中央から下にかけては斧で入った裂け。
上は元の割れから入った裂け。
やはり弱いところから割れる。
一撃でここまで裂ければあとは同じ位置に斧を振るだけ。
2撃目でほぼ完全に割れた。
ケヤキでも素直な玉は割と簡単に割れる。
③素直そうなところから割る
ただで玉を手に入れた場合よくあるのが
大きな枝を切り落としたもの。
枝側は繊維が複雑に絡んでいてそう簡単には割れない。
こんな時は枝のない側を先に割る。
この場合は右側を先に割る。
これで素直側と枝側が分離したので、素直側は普通に割れる。
枝側は薄くなった分楽になる・・・
と思って思いっきり斧を振ってもはじかれます。
枝の付け根は繊維がかなり複雑に絡んでいる。
そう簡単には割らせてくれない。
④側面から割る
薄く、平たくなっているので安定して横に置けます。
そして手前側に打つ。
薄くなっているので無理やり割ることができる。
ただ、薄いのでこの部分ばかり打っていても斧が薪割台をたたくだけで割れない。
なので次は反対側。
側面の割れ目が繊維が複雑なことを示している。
とりあえず4つのポイントを押さえればある程度楽に割れると思う。
(まあ、それでも割れないときは割れないのだが・・・)
薪割り場に持ち込まれた大量のケヤキ
昼休みの薪割り場
今日も割ろうと来てみたら・・・
た、大量のケヤキが!
社員の方から追加の薪割り依頼をいただきました。
15分薪割りで何日分だろうか・・・?
ちなみに今日一日でこれくらい。
素直な玉が少ないのもあり、15分で4本ほど。
こりゃ一年分くらいかも・・・
しばらく薪割りには困らなそうだ。
煙突が短くて困るKamado薪ストーブの煙突延長 火入れ
前回ワンタッチタープへのインストールに成功したKamado薪ストーブ。
早速火入れしてみる。
100円均一のアルコール系着火剤3ケで十分に火が回る。
煙突を伸ばしたおかげか以前より着火が楽になっている気がする。
心配していた格安煙突接続部からも煙が漏れてきたりはしていない。
吸気口を全開にするとかなり強烈な燃え方をする。
やはり引きがよくなっているようだ。
煙突もかなり熱くなっていると思うが、煙突ガードは大丈夫みたい。
安物でも耐熱は問題ないみたい。
ただ、一つ問題が・・・
煙突を延長したので大丈夫だと思ってたが、火の粉で穴が開いてしまった・・・
火の粉対策は考える必要がありそうだ。
トラブルはあったが、タープ内で温かく過ごすことには成功した。
薪ストーブインストールを前提としたテントを使用した方がかっこいいとは思うが、居住性の高さは圧倒的にワンタッチタープが上。
全面立って移動できるのはストレスフリーでとても良い。
これで冬キャンプがはかどりそうだ。
煙突が短くて困るKamado薪ストーブの煙突延長 ついに解決
前回、格安ステンレス煙突にちょっとした加工を施しKamado薪ストーブの純正煙突に接続することに成功(?)した。
なので、今回はワンタッチタープにインストールしてみようと思う。
Kamado薪ストーブは300㎜ほどの煙突が3本しか付属しない。
ストーブの足を延長してハイスタイルで使用しても高さが足りない。
なので煙突の延長が必要。
純正の状態でギリギリ届かない感じなので、約400㎜のステンレス煙突を接続すれば余裕をもって天井に届くはず。
一応確認してみたが、やはり超える。
つぎにワンタッチタープ側の改造を行う。
使うのはこれ。
OneTigris Black Orca 煙突テント専用ガード 軽量テント 2人用 簡単設営 防水 キャンプ用 (煙突穴にガード)
耐熱温度の高い布でできており、高熱になる煙突に触れていても大丈夫という代物。
もともとはマジックテープが縫われていたが使わないので外してしまった。
内径も95mmしかなかったので105㎜まで広げた。
ハサミで簡単に切れる。
ワンタッチタープの天井に穴をあけてこれを接着すれば薪ストーブインストールの準備は完了だ。
位置決めのためにマジックで何となく線を描いていく。
位置が決まったらカッターで切っていく。
穴が開いたのでタープの中にいながら空が見える。
ちょっと新鮮。
ここに先ほどの煙突ガードを張り付ける。
外から見るとこんな感じ
なかなかきれいに出来た。
しわになっているところは後で修正しよう。
あとは実際に煙突を通せば・・・
なんだか短い・・・
確かに天井からトップは出ているが、これでは火の粉ですぐに穴が開きそうだ。
しょうがないので追加でもう一本煙突を買ってくる。
今度はいい感じ。
何とか格安ステンレス煙突2本を追加することでワンタッチタープにKamado薪ストーブをインストールすることができた。